2004/10/11 (月)

THE WTN X PRIZE 21世紀の新たな人類を求めて

スペースシップワンがANSARI X PRIZEを獲得する快挙で成功を収めたX Prize FoundationがX PRIZEの次のステップとしてシンクタンクのWorld Technology Network(WTN)と共同で WTN X PRIZEを開催すると発表した。

ANSARI X PRIZEでは準軌道(弾道)飛行での高度100km到達をテーマに民間で有人宇宙機を開発したチームに賞金1000万ドルというものであった。
今回発表のであらたなテクノロジー開発コンテストでは21世紀の人類の新たな発展をテーマに、医療分野、人工知能、ナノテクノロジ、核融合、仮想現実システムなど「人」に関わりのある技術分野を対象とする予定である。

テーマについては広く募集と検討をしており、6ヶ月以内に最初のコンテストの内容を発表するという。

X PRIZE代表ディアマンデス氏は米宇宙局NASAへ、民間で有望な宇宙開発の実績を上げたものに賞金を贈る「Centennial Challenges」賞の設立にあたり、X PRIZEのノウハウを提供している。

今回のWTN X PRIZEでもこれまでにつちかわれたX PRIZEのノウハウが存分に発揮され、成功を収めることが期待される。

関連サイト
X PRIZE
WTN X PRIZE
World Technology Network(WTN)