2004/11/10 (水)

2004年11月6日“Space Flight Day”記念日に

ANSARI X PRIZEの獲得セレモニーが行われ、歴史的偉業を記念して2004年11月6日を“Space Flight Day”記念日にするとX PRIZE財団のホームであるセントルイスのフランシス・スレイ市長が宣言した。

11月6日St. Louis Science Centerで盛大なセレモニーが行われ研究航空機開発者バート・ルータン及び投資者のポール・アレンによって導かれ、歴史を作っているANSARI X PRIZEの成功に対してAmerican Mojave Aerospace Ventures Teamへ1000万ドルが授与された。

このレースのルールは、12月31日の締め切りまでに2週間の以内に2人の乗客とパイロットと同等の重さで同じ機体で2度飛行するもの。セレモニーはSt. Louis Science Center、XPRIZE財団のMajor supporterとSt. Louis University High Schoolによって開催された。

「私たちは、チャールズ・オーガスタス・リンドバーグの飛行とXPRIZE財団の出生場所である、ここセントルイスでこの並はずれた達成を祝ことができ大変に興奮しています」「ANSARI X PRIZEは人々が宇宙旅行という夢を実現する第一歩であり、以来、ニューメキシコで開催されるX PRIZE CUPを含む新しい創造的な活動を引き起こしています。」とグレグ・マリニーク、X PRIZE財団Executive Directorは語った。

10月4日の2度目の飛行成功後、リチャード・ブランソン卿(ヴァージンアトランティック航空Founder)はバート・ルータンが設計したWhiteKnight&SpaceShipOneをモデルにした5人乗りの宇宙船をAmerican Mojave Aerospace Ventures Teamと開発すると発表した。

「新しいスペースルネッサンスを奮い立たせるのにANSARI X PRIZEが役に立ったということは疑いの余地がない。この先の10年間はエキサイティングで、以前までは夢であった誰もが宇宙に行くことができるだろう。」とAmerican Mojave Aerospace Ventures Teamのチームリーダのバート・ルータンは予見している。

セレモニーでは1000万ドルの賞金に加えて、American Mojave Aerospace Ventures Teamは彫刻家によって作られた印象的な5feet、200ポンドのブロンズトロフィも授与された。

James Todd of Troy, MichiganとFrancis G. Slay, Mayor, City of St. Louisは2004年11月6日を“Space Flight Day”とし2004年10月4日の2度の目のSpaceShipOneの飛行を記念して10月第1週を“Aviation History Week”に指定されていることを宣言した。
青空の上空をSpaceShipOne飛行時の追跡機の1つであるBeechcraft Starshipがパイロットであり宇宙飛行士のMike Melvill andパイロットの Robert Schererによって飛行し、セレモニーは終焉した。

セントルイスはリンドバーグの歴史的な偉業に対する思いを含め、今回のように偉業を忘れないように記念日として指定するような非常にスピリットを感じる街であると思う。
まさに歴史に痕跡を残したということでしょう。今後“Space Flight Day”, “Aviation History Week”のような記念日が次々できると良いですね。

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