2004/11/15 (月)

本格ビジネスへ動き出したAscender project!

世界で手頃な宇宙旅行を促進している一つのイギリスの会社でAscenderプロジェクトのBristol Spaceplanesはアジアにおける最初の宇宙旅行用空港を北マレーシアに置くことを申し出た。

Bristol Spaceplanesは、Perak州の空港を使用し、1万ポンドの旅費での宇宙旅行サービスをを提案している。

北マレーシアのPerak 州のTajol Rosliは、安い宇宙旅行提供のための技術促進の役割を担った500万ポンド(1000万ドル)のX PRIZEに参加したチームの1つにBristol Spaceplanes会社があること及び競争のルールに基づき、11月と12月の5日間に2回のフライトを成功させたライバルのSpaceShipOneが賞を獲得したことを踏まえて前向きに対応しているらしい。(第1回目のフライトを9月29日に第2回を10月4に成功させ、1000万ドルの賞金を手にした。)

Tajolは、Perak州の地方自治体が最終承認のために提案を受け入れてもらうように連邦政府に送ったと言った。彼は、提案が受け入れられ、プロジェクトが開始されるのにどれくらいかかるかについては語っていない。
また、このプロジェクトには設備投資として約8500万ポンドを要求しているらしい。

彼は「このプロジェクトは、州の空港における1日の収入を増やすことになるだろう。」とプロジェクトの効果に期待している。

Bristol Spaceplanesは航空機のような水平飛行の準軌道スペース・プレーンとして"Ascender"という宇宙機を開発している。それは米国スペースシャトルに似ており、しかしながら、このロケットエンジンは軌道ではなく準軌道の62マイルの高度に達すものである。

Bristol Spaceplanes はコリンズ先生に関係が深くSF/JではX PRIZEにも参加したAscender開発プロジェクトを推奨して、応援しています。X PRIZEでは先を越されましたが、我々の夢を実現する宇宙機の1つとして大変期待しております。
(今後もしかしたら、もう少し詳しくご紹介できるかもしれません。こうご期待)

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