2004/12/14 (火)

宇宙飛行をプレゼント!Oracleのjava開発コンテスト!

データベース業界で最大手のOracle社はJava開発者向けのコンテストを開始し、
そのコンテストの当選者には「宇宙飛行をプレゼントする」という企画を行う。
宇宙旅行サービスを提供するのは宇宙旅行会社のSpace Adventures社である。

このコンテストは、優秀でOracleのツールが使える開発者の発掘を狙いとしており、特賞として地上62マイル(約100キロメートル)の弾道飛行による宇宙飛行が用意されている。この弾道飛行は先日民間として初の宇宙飛行を成功させ、ANSARI X PRIZEに勝利したスペースシップワンが行ったものと同様のものである。今回サービスを提供するのは民間宇宙旅行サービスを早くから行っているSpace Adventures社である。

コンテストの参加希望者は、まずOracle Space Sweepstakesサイトに登録する必要がある。その後、Javaプログラミングやサービス指向アーキテクチャ(SOA)、その他のOracleと関係の深いテーマに関する知識に関する一連のクイズに答えなくてはならない。どのクイズにもOracleの開発ツールの試用版とチュートリアルが付されており、回答者がダウンロードできるようになっている。質問に正解するためには、先にある程度このツールを試してみる必要があるだろう。これは、開発者にツールをダウンロードさせて、実際に試してもらう狙いによるものである。

同サイトでは、5月31日まで3週間毎に新しい問題が出題されることになっており、各問題で合格点を獲得するとそれが一口分の応募となって、当選の確率がどんどん上がっていく。

このコンテストには専門的なOracle開発者でなくても参加でき、科学的な知識も役に立つらしい。また問題には挑戦しないが懸賞には応募したいという人も懸賞のみの応募は可能とのこと。

実際に当選した場合は特別免責契約への署名と、飛行可能であることを証明する医師の診断書が必要になるという。フライトは2006年中を予定している。(Space Adventuresの打ち上げスケジュールによって変わることもある)

今後は以前の「海外旅行プレゼント」のように「宇宙旅行プレゼント」になってくるような感じですね。このようになってきたのは人々の宇宙旅行に対する関心が高まってきたからだと思います。
以前実施されたサントリーのペプシの懸賞でも宇宙旅行が商品となりましたが、これもSpace Adventuresが提供して、実際には様々問題があり実現には至っていません。今度は実際に宇宙旅行がプレゼントされて、実現するといいですね

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