宇宙旅行クラブでかねてより宇宙旅行の計画を進めていた、近畿日本ツーリスト系列のクラブツーリズム株式会社と宇宙旅行事業を計画している英国バージンギャラクティック社が提携し、クラブツーリズムが日本での英国ヴァージンギャラクティック社の宇宙旅行フライトの独占販売権を取得した。
この件について、明日12日にプレス発表が行われる予定である。
バージンギャラクティック社は、X PRIZEで優勝した機体スペースシップワンを改良し、スペースシップツーとして弾道の宇宙旅行サービスを行うことを2006年より計画している。
サービスは日本円で2300万円ほどであるが、
すでに、予約客は数百あまりもいるということであるということである。
日本からも著名人などが多数予約客として名を連ねていると言う。
次々と宇宙旅行事業が本格化している。
対するスペースアドベンチャー社も日本での販売拡大を狙う戦略があり、近々また大きな発表がなされるかもしれない。
また、日本のベンチャー企業もこの動きに黙っているとは思えない。
いよいよ、2005年、宇宙旅行事業を巡る動きが「ビジネス競争」へとシフトしている。
サービスと価格競争となっていくのも遠い日のことではないだろう。
いずれの場合も、海外の宇宙機を用いたサービスであるが、日本独自のRLV開発によって、日本の高い技術力を生かす今が最終チャンスでもある。
すばらしい時代になってきた。
参考サイト
クラブツーリズム
バージンギャラクティック