2005/06/01 (水)

JAXA WEBサイトにバートルータンのインタビュー記事

宇宙航空開発機構(JAXA)のウエブサイト内のインタビュー企画ページに、アメリカで民間による宇宙船開発に成功し、ANSARI X PRIZEを獲得した「スペースシップワン」を開発したスケールドコンポジット社の代表「バートルータン」氏のインタビュー記事が掲載された。

http://www.jaxa.jp/news_topics/interview/vol16/index_j.html

ルータン氏は記事の中で、5〜10年後には誰でも手ごろな値段で準軌道(弾道)の宇宙旅行が楽しめるようになり、10〜15年後には値段は大幅に下がり、年間数万人以上の人が宇宙旅行を楽しむようになるだろうと語った。

また、「JAXAのような政府機関の宇宙局が民間宇宙開発に対してできることはなんでしょうか?」との質問に対して

「政府にできることは、余計な口出しをせず、邪魔にならないことでしょう」

と語った。

日本の宇宙局が海外の民間宇宙開発のパイオニアを紹介し、民間の有人宇宙開発の波を日本にも積極的に取り入れようとする動きがあるとしたら、高く評価できることである。

(画像:JAXA 及びスケールドコンポジット社)