2005/07/16 (土)

関西空港の航空テーマパークでバーチャル宇宙旅行

今月9日にリニューアルオープンした関西国際空港の展望ホール「スカイビュー」でバーチャル宇宙旅行も楽しめるミュージアムが一般公開されている。

この注目の乗り物“ザ・ライド”に乗ると、50年後の関空から宇宙旅行に出かけるという想定のコンピューターグラフィックスが映し出され、宇宙旅行気分を楽しむことができる。

スカイビューにはその他、パイロットの帽子をかぶり、航空機の原寸大コックピットのシミュレーターで関空への着陸を体験できる操縦シミュレーターがあり、パイロットや客室乗務員の制服を着て記念撮影をすることもできる。

1993年から日本ロケット協会において行われた宇宙旅客機・観光丸の研究においても、宇宙港は海上空港の沖合に設けることが想定されている。その理由は、市街地への騒音の影響が少ないこと、燃料タンカーが停泊できること、旅客の乗換えが便利なことで、騒音レベルなど考慮して関西国際空港や中部新国際空港の海側に宇宙港を作ることもできそうだという結論が出ている。
50年後に本当に関空から宇宙便が出ていても決しておかしくはない。


※画像の著作権は日本ロケット協会に帰属しています。

関連サイト
関西国際空港