2005/07/22 (金)

スペース・アドベンチャーズ社がフロリダに“サブオービタル旅客機&スペースポート開発オフィス”を設立

米ヴァージニア州アーリントンに本拠を置くスペース・アドベンチャーズ社は、サブオービタル旅客宇宙旅行のプログラムを開発するために、米フロリダ州のケネディ・スペース・センター(Kennedy Space Center)にオフィスをオープンした。

スペース・アドベンチャーズ社はサブオービタル旅客機開発を目指す数社とマーケティングのパートナーシップを結んでおり、同社のエリック・アンダーソン社長は「3、4年以内にはフライトを始めたいと考えており、数ヶ月以内にいつくかの打ち上げ場所を決定するつもりです。」と言う。

フロリダ宇宙協会(The Florida Space Authority)のマーゴ・ウィッチャー氏(Margo Witcher)は、スペース・アドベンチャーズ社が使用する事のできる民間スペースポートの場所が、フロリダのBrevard郡などにないか研究している。

スペースアドベンチャーズ社が提供する90分間のサブオービタル旅行の値段は、一人につき約10万ドルだが、すでに150人以上の人々が予約している。

ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)フロリダ州知事は「スペース・アドベンチャーズのような宇宙企業家は、宇宙旅行と関連した商業革新の未来に不可欠であることが、じきに証明されるでしょう。」と言う。

アンダーソン社長は「従業員5人のこのオフィスは、様々な機体と提案されたスペースポート地域のために、財政面での詳細と、技術面、安全面、運営面から詳細な調査を行います。」と言っている。


※写真はSpace AdventuresのHPより

関連サイト
Space Adventures

スペースアドベンチャーズ日本事務所

FLORIDA TODAY