2005/10/17 (月)

堀江社長が宇宙旅行プランを発表

世界の宇宙関係者が集う「第56回国際宇宙会議」(福岡市博多区の福岡国際会議場、マリンメッセ福岡)にてライブドアの堀江貴文社長は会場で記者会見し、宇宙旅行ビジネスへの本格参入を表明した。

旧ソ連が70年代に造ったカプセル型宇宙船を使い、08年に旅行者を乗せた初打ち上げを目指す。将来は、旧ソ連の宇宙ステーション「サリュート」を打ち上げ、「宇宙ホテル」として使う構想も明らかにした。
 これら宇宙観光事業はライブドアではなく、堀江社長個人のプロジェクトチーム「ジャパン・スペース・ドリーム」(JSD)が行う。
宇宙船を運用していたロシアの企業などと契約し、宇宙船の実物もフェアで展示した。
宇宙船は「アルマズカプセル」と呼ばれ、全長約8メートル、直径約2.5メートル。旧ソ連が偵察など軍事用に開発した3人乗りで、ロケットの先端に取り付けて、カプセル部分だけは繰り返し打ち上げが可能。
70年代半ばから80年代にかけ十数回打ち上げらた実績をもつ。
これらの提案は「アストロリサーチ社」という宇宙関連のリサーチ、マーケティング会社が提案し、コネクションをもっている。
堀江社長は「今は約22億円かかる宇宙旅行の費用を、5分の1、10分の1の4億円程度にしたい」と語った。

関連サイト
国際宇宙会議
アストロリサーチ社