2004/07/20 (火)

DIAMANDISがアメリカ下院で議会証言

DIAMANDISが語るXPRIZEと宇宙フロンティア開拓
ANSARI X PRIZEの代表者である DIAMANDIS氏がアメリカ議会にてX PRIZEについて説明する議会証言を行った。
主に3つの項目について説明を行った。
1.X PRIZEについての説明
2.NASAのCentennial Challenges計画を 支援する重大な必要性の説明
3.宇宙探査による危険を包含する必要性の説明

演説の要約
1.X PRIZEについて
お金を払って宇宙旅行をしたいという市場があることは宇宙市場調査で明らかになっています。
残念ながらこの市場にサービスを提供できる一般向けの宇宙機は存在していないません。
X PRIZEは市場にサービスを提供できる宇宙船を民間で開発することを目的に1996年5月に設立されました。
現在は7カ国から26チームが参加し、後2〜3ヶ月で優勝者がでると予想されます。

2.Centennil Challengesの必要性について
X PRIZEがNASAと共に共同でCentennial Challengesを発表できることを誇りに思っています。
Centennial Challengeは、 毎年、太陽系探査を進歩させる革命的な業績に対して、賞を与えるというものです。
この年に1度の賞により宇宙開発者の独創的なアイデアを奨励することでしょう。
毎年2500万ドルの賞金を与えることで、企業家の情熱がNASAに提供されることでしょう。

3.リスクについて
X PRIZEを獲得するためには危険というリスクが伴うことは誰の目にも明らかです。
月にいくことも、火星に行くことも宇宙の未開拓の領域へいくことはすべてリスクを伴うことです。
しかし、これらはすべてとる価値のあるリスクなのです!
アメリカは多くの探検家の犠牲と勇気によって開拓され、今のアメリカがあるのです。
宇宙はフロンティアであり、フロンティアの開拓には当然リスクを伴います。
しかし、私たちはフロンティアはリスクをとっても価値あると信じるから開拓するのです。
リスクなくして失敗を恐れずに挑戦しなければ、ブレイクスルーとはなりません。
もう一度、宇宙探検家のヒーローたちをつくりましょう。