2005/08/19 (金)

スペースアドベンチャーズ社がJTBと連携!日本独占販売開始!

8月18日 スペースアドベンチャーズ社とJTBが日本おける宇宙旅行サービスの独占契約を結び、10月から販売を開始することが記者会見で発表された。

記者会見はJTB宇宙飛行推進室の中村豊幸様、同じくJTB常務取
締役の清水愼一氏と SAのERIC ANDERSON(CEO)と、SAのSTACEY TEARNE(DIRECTOR OF COMMUNICATIONS)
SA日本事務所の横山龍宏ゼネラルマネジャーで行われれた。

SA社は昨年の暮れからJTBとの宇宙旅行を検討していた。
「宇宙旅行への憧れ、実現。出来るだけ多くの方に宇宙を体験してもらいたい」との考え。

「SAにとって日本の市場は大変重要である。
1.2年前からパートナーを探していた。
日本のJTBと提携できたことを大変うれしく思う。
日本のJTBの評判、中身から希望と自信を持っています。
全ての人に宇宙における体験をしてもらいたい。
わが社は、宇宙に行ったことがある経験のある人で作り上げた。」
とアンダーソンCEO語る。

3週間前にSAはロシア政府と協定を結んでいた。

「月へ行くのに1億ドルは高くない。
最初の一人が訪れることができればそれから価格は安くなるばかりである。
この旅行にはロシアのソユーズを使う予定である。
その理由はソユーズが月に行くために開発されたからである。
月へは月から高度100km地点までいく。」
とアンダーソン氏は語った。

早ければ2008年に打ち上げる予定である。
その打ち上げ目標は年間23億円としている。

米国人実業家のデニス・チトーさんら2人の民間人を旅行客として宇宙に送り出した米スペースアドベンチャーズ社が、都内に日本事務所を開設、日本人の宇宙観光客獲得に乗り出した。
 目玉商品は、ロシアの宇宙船ソユーズで地球の軌道を回る国際宇宙ステーション(ISS)を訪問し、1週間滞在するツアー。6−8カ月の訓練を含め、費用は2000万ドル(約21億円)です。2001年にデニス・チトーさん、02年には南アフリカの実業家が体験し、来年のツアーに向けて日本人1人も手続き中との話です。
 また、米国のメーカーが開発に取り組んでいる新型宇宙航空機で高度100キロを弾道飛行し、無重力を約5分間楽しむ日本から4泊6日のツアーは10万2000ドル(約1100万円)と割安。このプラン以外にも、高度100kmの宇宙空間への弾道飛行を行う1,100万円のプラン、ロシアの戦闘機MIG−25などに搭乗し宇宙の入り口である高度25kmを体験する約230万円のプラン、ジェット機で自由落下し30秒間の無重力状態を体験する約88万円のプランなども用意されています。来年のツアーに向けて日本人1人も手続き中だという。
ちなみにこの会社のSpace Flight Clubに入会すると、最新情報が手に入る上、年会費の980ドルは将来宇宙飛行を申し込んだ際の費用の一部として充当する。


高度100kmの超高空まで一気に駆け上がり、宇宙空間を体感しながら眼下に青い地球を見下ろす飛行の事です。旅客機の10倍、音速の2倍以上のスピードで高度100kmまで駆け上がり、眼下に青い地球、頭上には宇宙空間の広がる夢にまで見た世界を眺める事が出来る飛行プランです。スペースシャトル型新型宇宙航行機ロケットプレーンは実験飛行にも成功しいよいよ実用段階へ向かっています。2007〜2008年運行予定で、アラブの王族・ハリウッドスター・実業家航空マニアなどをはじめ世界で100人以上のみなさんが予約済みです。

また、最新の情報によるとスペースアドベンチャーズ社は月世界旅行を実現させようとしております。スペースアドベンチャーズ社は、記者会見で「DSEアルファ計画」と銘打ったミッション、初めての「民間人月世界旅行」(月の裏側への飛行)を発売すると発表しました。「DSEアルファ計画」は、ディープ・スペース・エクスペディション(DSE):深宇宙探査プログラムの最初の企画であり、ロシア連邦宇宙局(FSA)およびロケット宇宙公社エネルギア(RSCエネルギア)との長年にわたるパートナーシップによって可能になったもの。このミッションは
(1)堅牢確実な宇宙船ソユーズを利用し、ロシアの宇宙飛行士が操縦、地球の低軌道でアッパーステージブースター(月へ行く際に使うロケット)に直接ドッキングを行う方法(2)国際宇宙ステーション(ISS)に数日滞在した後に月ロケットへのアッパーステージ・ドッキングを行う方法が検討中です。
月までの道のりは片道約3日間、月の裏側を飛行し地球に帰還します。前者の場合の旅行期間は8〜9日間、後者の場合は9〜21日間となる予定です。

必要な研究開発や宇宙船の改装、試験飛行の後、早ければ 2008年にも打ち上げられる予定で、2人分の旅行者搭乗が可能であり、各1億米ドル(約110億円)で発売されます。
すでに世界では真剣な興味を示している、数名の見込み客の方がおります。

「将来のDSEミッションには、月軌道や月面ミッションも含まれる。スペース・アドベンチャーズは今後も、これまでの技術とインフラを基盤にして、民間人宇宙旅行の機会を提供していく。DSEアルファの後続のミッションは、最終的には月面着陸に到るだろう」とアンダーソン社長は語りました。



関連サイト
Space Adventures