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 歴史的なJAA会議
この宇宙旅行会議に出席することの重要性

 

 SF/Jの読者の皆様がJAA(日本航空協会)宇宙旅行シンポジウムがどれくらい重要かについて理解することは非常に重要であると考えています。
  日本の民間航空産業が旅客宇宙旅行サービスの実現についてどのように考えているのか知ることができるこの会議は、非常に興味深い内容となっています。
  それに加えて、全国民間航空産業協会によって開催される宇宙旅行についての正式公開の会議としては
世界で初めてであり、まさに歴史的なイベントです。
  もちろんこのような民間の航空協会による会議は、日本で初めてですが、ヨーロッパやアメリカ、また他のどの国においてもこれまで行われていませんでした。
  JAA(日本航空協会)は、RAeS(英国王立航空協会)またはAIAA(アメリカ航空宇宙工学連盟)に相当しています。

(宇宙旅行に的を絞ったパブリック・ミーティングは、驚くほど少ないけれど、以前に少しだけ行われていました。それは、1997年と1999年にドイツのブレーメンで、そして1999年と2000年、2001年にアメリカのワシントンDCで開催されました。また日本においても1990年代に行われた日本ロケット協会のロケット・シンポジウム・シリーズがありました。しかし、これらはJAAよりずっと小さな組織によって組織されていました。)

 おそらく、この会議に対して政府宇宙政策立案者からの不満があります。しかし、これはビジネスです。JAAのメンバーが新しいビジネスチャンスを感じている、だからJAAは会議を開いているのです。メンバーの何人かは、旅客宇宙旅行の可能性は信じ難いと考えていました。なぜならJAXAが2、3年ごとに飛ぶただ1人のために毎年数百億円をNASAに支払うと聞いていたからです!しかし、小さく低コストな「スペースシップワン」が安全に宇宙へ飛び帰還する光景を見て、彼らは衝撃を受けました。宇宙旅行の実現を主張する人々はもはや異常な考えであるということはないのです?!

 このような世界で最初の会議が、ヨーロッパでもアメリカでも、中国でもなく、日本で開かれる理由もまた、興味深いものがあります。それは、日本の研究者が10年以上の間、宇宙旅行の世界を先導するパイオニアであったからです。しかし彼らに政府からの支援はほとんどありませんでした。世界初の公式の宇宙旅行研究プログラムは、1993年から2002年の間に日本ロケット協会によって行われた宇宙旅行研究企画です。この研究の結果は、ヨーロッパやアメリカの専門家によって高く評価されています。しかし、日本ではまだ正当な評価を受けていません。なぜなら、政府宇宙政策立案者はそれらに注意を払いませんでした。これまでに世界で実行された一番最初の宇宙旅行の市場調査もまた、日本で行われました。なぜそれはアメリカではなかったのでしょうか?アメリカには世界で最も大きく、最も影響力のある宇宙局があり、その政府宇宙局が宇宙旅行を嫌うからです!

 JAAシンポジウムに、できるだけ多くの方が参加されることを希望しています。しかし、大きな政府助成金を受ける産業による会議のような贅沢で豪壮なイベントを期待しないで下さい。
 
本物のイノベーションは全く違います。 
それは当然試験的な試みとなります。何がベストコースであるのか人々は確信できません。予算もほとんどありません。この産業はまだ有権者をほとんど雇用していませんので、税金で票を買おうとしている政治家にとって魅力的ではありません。こういうわけで、日本で革新的な新しい産業を確立することに向かわなければならない財源の多くは、はるかに多くの票を買うことができる公共工事プロジェクトに向かいます。平成不況が先例のない15年という長い間続いた大きな理由は、国民が買うことを望むサービスを開発するために投資しなければならない多大なお金を、政府がこのように使うためです。

 アメリカにおいても、航空産業が宇宙旅行の実現を主導しています。アメリカ連邦航空局(FAA)のシニアスタッフは、スペースシップワンのパイロットにメダルを授与しました。NASAは過去30年にわたっていつでも宇宙旅行を始めることができたけれども、民間宇宙旅行には何も貢献していませんでした。
  JAAの航空宇宙輸送研究会は、非常に低コストなスペースシップワンが3回の試験飛行の後、安全に宇宙へ飛行する光景を見て復活し、続く商業旅客宇宙飛行サービスを始める投資の発表を聞いてそれに続きました。

 ジャーナリストが日本での功績よりもアメリカでの功績を解説することを好むのは、日本のニュースメディアの大きな欠点です。
  ジャーナリストは、日本の世間がこれを好むからだと言います。しかし、「プロジェクトX」という番組の人気は、この認識が間違っていることを示唆しています。近頃のNASAは、その大きな予算を除いて、仰ぎ見たり、賞賛するべきことが少なくなっています。(ご注意下さい。人気のマーズ・ローバーは優れていますが、NASAの予算の1%さえ使っていません!)
 
1990年代に、日本のニュースメディアは、日本ロケット協会の研究と観光丸について多少の報道をしました。しかし、彼らは宇宙機関が断言していたように、50年早すぎると言って、これを冗談として扱いました。彼らは、それが長く途絶えている主要な新産業の真の開拓であることを決して認めませんでした。

 今こそニュースメディアが、日本の革新者の驚くべき能力を認める第2のチャンスです。そして、政府が票を買うおかしい建設業会や他の損失を生み出す既得権益事業を続けるためだけにほぼ毎年数兆円を浪費し続けるのをやめて革新者を支援するように、ニュースメディアが貢献するチャンスです。日本の研究者や企業がこの革命的な新しい宇宙旅行産業で、中心となって活動していることは事実です。政府が彼らに毎年公共工事に費やすたった1%を与えるならば、日本は世界の先頭に立つことができます。それを想像してみて下さい!宇宙開発で既に遅れをとってしまっている中国や、もうすぐ追いつこうとしているインドに再び勝つことができます。

 日本では民間航空は宇宙産業の10倍以上の規模があり、宇宙産業のように政府に90%の資金を助成される代わりに、ほとんどが商業的に営まれています。しかし、宇宙旅行には航空と宇宙工学両方の専門知識が必要です。宇宙旅行で主要な役割を果たすということは、これらの様々な分野を含んでいます。

・航空宇宙のメーカー − 日本には世界レベルの技術があります。
・航空会社 − 日本の航空サービスは、他のどの国にもひけをとらない素晴らしいものです。
・旅行会社 − 日本には既に宇宙旅行をターゲットにしているいくつかの企業があります。
  <Space Topia, NTTトラベルサービス, 近畿日本ツーリスト宇宙旅行クラブ, JTB
・高い信頼性の製造加工 − 日本の自動車メーカーは、言うまでもなく世界のリーダーです。
・企業家的なビジネス・リーダー − 日本にも古い産業を甦らせている活発な成功した若い実業家が何人かいます。

 しかしながら、日本政府がまったく支援をせずに、民間に宇宙旅行を100%任せるならば、一部の企業はすぐに他国でつくられた機体を購入し、日本国内あるいは海外のどこか別の所で運営を始めるという安価な方法をとることでしょう。自らで宇宙船を製造するという方法を100%民間で日本企業が行える可能性は極めて低いと考えられます。準軌道旅客機を設計している他国の企業は既に、自分達の作った宇宙船を購入し運営してくれる日本の企業を求めています。

 大きな矛盾が存在しています。政府は商業化がほとんどできていない宇宙活動に4兆円、そして空港を含む航空への補助に数兆円を使いました。それなのになぜ、宇宙旅行だけに支援は何もないのでしょうか?なぜ、日本の宇宙産業は、2004年にISTS宇宙旅行セッションを中止したのでしょうか?

 おそらく政府にとって、いくらかの支援を提供する最も重要な理由は、日本人、特に若者をもっと活気づかせることです。機体を設計し製造する国際的なジョイントベンチャーを準備し、機体を作ることや飛行テストを実施する。そして、機体を運営して、準軌道旅客サービスや軌道のホテルを含む軌道サービス、月の観光旅行サービスを提供する。もし日本の産業がこのような完全な役割を演じるなら、若者達は間違いなく奮起するでしょう。

 SF/Jサイト(www.uchumirai.com)の別のドキュメントでも掲載しているように、時間は限られています。中国、インド、そして他の国々は、日本よりはるかに安く宇宙活動を行っています。そして、貿易黒字のために、アメリカは国際貿易規定を日本に対して使うかもしれません。一部の官僚は、すでに遅すぎるとさえ言います。しかし、そのような怠慢な人々は、この極めて重要な分野で日本の政策を決定するべきではありません。

 世界の先陣を切るこのJAAシンポジウムは、日本の製造工業を呼び起こす「トキの声」なのです。時間は、過ぎ去っていきます。 個人的な資金かまたは公的資金が使われるかという問題は、その仕事をすぐに始めるということに比べ、それほど重要ではありません。すぐに開始しないと、手遅れになるでしょう。なぜなら、日本の航空企業は競争しなければならず、それができなければつぶれるのです。 彼らは適切な機体を買って、営業を始める必要があり、もはや待ってはいません。それでも日本のメーカーはまだ座して、この人気の高い新産業が他の国々で開発されるのを待つのですか?なぜです?住み暮らしている自分の国に対しての義務感を持っていないのでしょうか?日本の全ての若者たちが希望している夢のあることに全く無関心なのでしょうか?

 運良く、JAAシンポジウムは交通の便が良い東京の新橋で行われます。どうか、歴史を作る手助けをしに来て下さい。友人に、そしてジャーナリストにもこの会議について知らせて下さい。しかし、もし何千もの人が訪れたならば、会場内に入りきれないかもしれません。その時は忘れずに嘆願書に署名して下さい。JAAシンポジウム会場の近くにはたくさんのレストランがあります。また、新橋駅の向こう側には見ごたえのある新しい高層建物が立ち並んでいます。新橋での散歩を楽しまれてはどうでしょうか。すごい群衆がこの歴史的な会議に出席したかったことを示すだけで、政府に国民がその「宇宙旅行拒否政策」に同意していないことを伝えることができるでしょう。

 もしこの時代遅れの宇宙政策が続けば、日本の企業は21世紀の最も重要な新産業における競争に出遅れ、主要な位置を占めることはできなくなるでしょう。そうなれば日本の衰退は続き、世界の先頭に立つことを固く決心している中国や他の国々に追い抜かれていくでしょう。 宇宙を旅行したいという希望と夢、そして日本が真の宇宙世紀に世界の先頭に立ち、それによって日本経済が復活するのを見たいという願いを、このシンポジウムに参加することで示しましょう。

みなさまの参加をお待ちしています。

 

 

JAA宇宙旅行シンポジウム

開催日時:  2005年3月12日(土曜日) 13:00―17:00
開催会場:  航空会館 7階 大ホール (東京都港区新橋1-8-1)
主催:     財団法人日本航空協会 日本ロケット協会

参加費は無料で、誰でも自由に参加することができます。 ただし会場の座席数には限りがありますので、参加希望の方は懇親会(参加費千円)への出欠を含めて、事前に下記への連絡(FAXまたはE-mai)が必要です。

シンポジウムプログラム委員  FAX 03-3503-1375 ; E-mail jaa-syuppanbutsu@aero.or.jp

イベント情報の詳細はこちらへ

日本航空協会 航空宇宙輸送研究会 宇宙旅行シンポジウム開催のご案内

 



 
 
 
   
 

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